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議員提出議案の詳細情報

発議案第5号 介護職員の待遇改善を求める意見書

番号
発議案第5号
議決年月日
平成20年7月7日
議決結果
原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣

 介護職員の待遇改善を求める意見書

 介護保険制度を安定的に維持していくため、介護職員の待遇改善が図られるよう、特段の措置を講じられたい。

理由
 介護保険制度が安定的に持続し、国民の信頼を得て、さらに発展していくことは、介護を必要とする方々及びその御家族を初め、介護の現場で働くものにとって最大の願いである。
 特にも、介護老人保健施設は、地域ケアの拠点施設として大きな役割を担っているところであるが、給付費抑制を目的として介護報酬が減額改定されたことに加え、介護サービスの需要の高まりなどにより運営経費は増大するなど、施設を取り巻く環境は厳しさを増している。
 このため、介護職員の給与水準は、期待される仕事内容には見合わず、また、他産業と比較しても低水準にとどまっていることから、近年特に、介護に熟練・熟達した資格を有する介護職員が離職するなど、その人材不足が深刻な問題となっている。
少子高齢化社会が急速に進行する中で、このままでは国民の介護を担う体制を維持することができず、結果として介護難民を出現させることになりかねないとの危機感を抱く声が寄せられている。
 よって、国においては、介護保険制度を安定的に維持していくため、次期介護報酬の改定に当たっては、増額改定されるなど特段の措置を講じるよう強く要望する。
 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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