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議員提出議案の詳細情報

発議案第7号 地方競馬の再生に対する支援対策の抜本的強化を求める意見書

番号
発議案第7号
議決年月日
平成17年3月24日
議決結果
原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣

 地方競馬の再生に対する支援対策の抜本的強化を求める意見書

 近年の売上額の減少に伴い、危機にひんした地方競馬の再生を一層推進し、地域に根ざした事業継続を可能とするため、地方競馬に対する支援対策の抜本的強化を図られたい。

理由
 地方競馬は、これまで、財政を通じた行政各分野への貢献のほか、地域経済の活性化、地域住民に対する健全な娯楽の提供などに寄与してきた。
 しかし、長引く景気の低迷、レジャーの多様化等の影響から、地方競馬の売上げは平成3年度の9,862億円をピークに減少し、平成15年度は4,450億円となるなど減少傾向に歯止めがかからず、きわめて厳しい経営を強いられ、競馬の廃止・撤退が相次いでいる。
 こうした中、岩手競馬においても経営の悪化は例外ではなく、きわめて厳しい経営状況に置かれている。
 そのため、岩手県競馬組合では、平成17年2月15日に「岩手県競馬組合改革 改訂実行計画」を策定し、競馬法改正という機会をとらえて、民間の発売手段の活用、既存設備を活用した民間委託など、「新たな設備投資を伴わないソフト活用による商圏の拡大、売上の拡大」へ転換することとしたところである。
 しかしながら、地方競馬の問題については構造的な要因もあり、個々の取組だけでは経営改善に限界があることから、国の支援対策の抜本的強化が強く求められているところである。
 よって、国においては、地方競馬の経営改善を一層推進し、地域に根ざした事業継続を可能とするための、抜本的な支援策を速やかに実施されるよう強く要望する。
 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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