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議員提出議案の詳細情報

発議案第7号 日本道路公団発注工事における県内塗装業者等への受注機会の拡大を求める意見書

番号
発議案第7号
議決年月日
平成17年7月4日
議決結果
原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣

 日本道路公団発注工事における県内塗装業者等への受注機会の拡大を求める意見書

 本県塗装業界等建設産業の活性化と地域経済の発展を図るため、日本道路公団が発注する岩手県内の工事については、県内業者が受注することができるよう、同公団に対し指導されるよう強く要望する。

理由
 本県においては、長引く景気低迷等により、建設投資の減少に伴う影響が懸念されており、基幹産業の一つである建設産業の活性化が喫緊の課題となっている。
 このため、本県では、公共事業を発注する際には、技術力移転等、県内建設業者の育成を図る観点からも、県内建設業者の受注機会の確保を図っているところであり、また、下請工事についても県内業者への優先発注を求めるなど、県内建設産業の振興を図っているところである。
 しかしながら、日本道路公団が発注する岩手県内の工事については、塗装を例に取れば、十分に対応できる技術があるにもかかわらず、県内業者は平成9年7月を最後に、全く受注できない状況にある。
 高速道路は、地域間の交流・連携や、諸産業の振興による地域経済の発展に、欠くことのできない重要な社会資本であり、また、その事業執行においても、雇用の確保など、地域経済の発展にとって、大変重要な役割を果たすことが期待され、その建設の一翼を地元業者が担うことについて強い要望が出されている。
 よって、国においては、本県塗装業界等建設産業の活性化と地域経済の発展を図るため、日本道路公団が発注する岩手県内の工事については、県内業者が受注することができるよう、同公団に対し指導されるよう強く要望する。
 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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