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議員提出議案

詳細情報

件名

発議案第2号 輸入食品の安全確保体制の確立を求める意見書

本会議議決結果

議決日:平成18年7月3日
議決結果:原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、農林水産大臣

 輸入食品の安全確保体制の確立を求める意見書

 食料輸入対策を見直し、輸出国に対して、我が国と同等の安全基準が確保できる体制を構築されたい。

理由
 米国産牛肉の輸入が再禁止され、現在輸入再開に向けた動きがでている。
 我が国の食料の輸入依存率がカロリーベースで60%を超える今日、すべての輸入食品に対する安全性への信頼確保が不可欠であるが、現在は、全国31ヶ所の検疫所でわずか314人の検査官によっての検査だけであり、輸入届出件数に対する検査総数の割合も10.1%にすぎず、食品の安全体制が確立されているとはいえない。
 よって、国においては、輸入食品の安全確保体制確立のため、下記事項について、速やかに対応を講じるよう、強く要望する。

1 輸入食品について、国内と同等の食品安全基準なり動植物検疫基準を輸出する側の国に強く求め、輸出国がその基準を遵守することを、我が国の輸入の条件とすること。
2 食料輸出国の食の安全確保体制について、主要な輸出国に輸入国の立場から、輸出国に対して改善などの申し入れを行うことのできる体制を構築すること。

 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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