発議案第2号 雪害対策の充実を求める意見書
議決日:平成18年10月13日
議決結果:原案可決
意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣
雪害対策の充実を求める意見書
豪雪地域の実情を十分認識し、必要な財政支援を行うとともに、住民の安全・安心な暮らしを確保するための雪害対策の充実を講じられたい。
理由
観測史上まれに見る降雪を記録した平成18年の豪雪は、本県の家屋や農林施設などに甚大な被害をもたらした。
また、道路の除排雪等の経費が増嵩し、積雪期半ばにして経費が不足する等、地方財政は圧迫され、財政運営に重大な支障を来したところである。
国は、特別交付税の一部繰上げ交付や除雪費補助金の緊急配分等により対応したところであるが、大量の降雪は、過疎化・高齢化の進展する地域住民の生活に深刻な影響を及ぼすものであり、道路の除排雪費補助制度の拡充をはじめ、農林業被害救済を含めた様々な雪害対策の充実が不可欠な状況となっている。
よって、国においては、豪雪地域の実情を十分認識し、必要な財政支援を行うとともに、住民の安全・安心な暮らしを確保するための雪害対策を充実するよう強く要望する。
上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。