発議案第9号 地方空港の活用及び地方航空路線の確保への支援を求める意見書
議決日:平成22年12月8日
議決結果:原案可決
発議案提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣、内閣官房長官
地方空港の活用及び地方航空路線の確保への支援を求める意見書
地域産業の支援や観光・交流人口の拡大に向け、地方空港を積極的に活用するための支援の拡充と、地方航空路線の確保に向けた支援を強く要望する。
理由
地方航空路線は、産業や観光など地域間の様々な交流と住民生活を支える重要な役割を果たしており、各地域の経済発展はもとより、我が国の成長戦略上、不可欠な存在となっている。
本県でも、愛知県と岩手県を結ぶ名古屋(中部)〜いわて花巻線が運休となってから、両地域における経済活動や住民生活に著しい支障をきたしており、両地域を結ぶ路線の確保が求められている。
地方空港は今、徹底的なコストの削減や地方公共団体による財政支援、LCC(ローコストキャリア)といわれる格安航空会社との連携による新路線確保など、新たな生き残り策に取り組んでいるが、利用拡大に向けたさらなる支援が必要である。
よって、国においては、地方の経済活動を一層促進させるため、次の事項について取り組まれるよう強く要望する。
1 地方空港整備や経営に対するさらなる支援を講ずること。
2 地方航空路線確保に向けた支援を講ずること。
上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。