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議員提出議案

詳細情報

件名

発議案第1号 地方競馬に対する支援対策の抜本的強化を求める意見書

本会議議決結果

議決日:平成16年10月8日
議決結果:原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣

 地方競馬に対する支援対策の抜本的強化を求める意見書

 地方競馬の経営状況を改善し、継続的な振興を図るため、明確な将来構想を提示するとともに、さらなる規制緩和により経営手法の選択肢を一層拡大するなど、地方競馬に対する支援対策の抜本的強化を図られたい。

理由
 地方競馬は、長年にわたり、地方財政に大きく寄与したほか、地域経済の活性化に貢献してきたが、近年、長引く景気の低迷、レジャーの多様化等から売上げは減少し、極めて厳しい経営を強いられている。
 こうした中、本県においても、岩手競馬の厳しい経営状況を踏まえ、県議会出資法人等調査特別委員会が県競馬組合に対して経営責任の明確化と抜本的な経営改善策の早期提示等を求める意見書を提出するなど真剣な議論があり、現在、県競馬組合が経営改革案の策定に向けて取り組んでいるところである。
 しかしながら、地方競馬の問題については構造的な要因もあり、個々の取組だけでは限界があることから、国の支援対策の抜本的強化が強く求められているところである。
 よって、国においては、地方競馬の経営状況を改善し、継続的な振興を図るため、次の諸施策を速やかに実施されるよう強く要望する。

1 地方競馬の継続的な振興を図る観点から、明確な将来構想を提示すること。
2 地方競馬全国協会交付金について、単年度収支が赤字の場合は還付するなど制度の見直しを早急に行うこと。
3 競馬事業の効率的な運営のため、さらなる規制緩和により経営手法の選択肢を一層拡大すること。

 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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