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議員提出議案

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件名

発議案第1号 医師、看護師、介護職員等の勤務環境の改善と大幅増員等を求める意見書

本会議議決結果

議決日:平成28年3月24日
議決結果:原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣

 医師、看護師、介護職員等の勤務環境の改善と大幅増員等を求める意見書

 安全安心の医療・介護の実現に向け、医師、看護師、介護職員等の勤務環境の改善と大幅増員を図るなどの対策を講ずるよう強く要望する。

理由
 厚生労働省は、平成23年6月17日「看護師等の『雇用の質』の向上のための取組について」(5局長通知)を発出し、また、平成25年2月8日には医師、看護職員などの医療スタッフが健康で安心して働ける環境を整備するため「医療分野の『雇用の質』の向上のための取組について」(6局長通知)も発出し、医療従事者の勤務環境の質の改善のための取組を促進してきた。
 しかし、現在の医療・介護現場では、医療技術の進歩や医療安全への期待の高まり、介護を必要とする高齢者の増加などにより、医療・介護従事者の不足が深刻となっている。
 地域包括ケアシステムの構築など、将来にわたって持続可能な医療・介護の提供体制を実現するためには、医師や看護師、介護職員等人材を確保し、地域偏在を早急に解消するとともに、看護師等の夜勤など勤務環境の改善等が不可欠である。
 よって、国においては、安全安心の医療・介護の実現に向け、次の事項を講ずるよう強く要望する。

1 医療・介護現場の勤務環境の改善のため、看護師など夜勤交替制労働者の労働時間が1日8時間、週32時間以内、勤務間隔12時間以上となるような施策を講ずること。
2 医師、看護師、介護職員等の十分な確保策を講ずること。
3 医療・介護の国民負担を減らすこと。

 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

議員別の賛否の状況

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