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議員提出議案

詳細情報

件名

発議案第12号 鉄道駅のバリアフリー化の一層の推進を求める意見書

本会議議決結果

議決日:平成28年11月11日
議決結果:原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣

 鉄道駅のバリアフリー化の一層の推進を求める意見書

 高齢者や障がい者が安心して鉄道を利用できるよう鉄道駅のバリアフリー化に向けた取組を一層推進するよう強く要望する。

理由
 高齢者や障がい者が安心して日常生活を営み、積極的に社会参加をしていくためには、移動手段として大きな役割を果たしている鉄道のバリアフリー化を進めていくことが重要である。
 このため、政府は、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づいて策定した基本方針の中で、鉄道駅のエレベーター等による段差の解消やホームドア設置等について整備目標を定め、取組を進めてきたところである。
 我が国は急速な高齢化社会を迎え、交通弱者である高齢者の移動手段の確保の観点から公共交通の整備は重要な課題となっている。また、視覚障がい者や車いす使用者が駅ホームから転落し、死傷するなど、ホームドア設置等の対策が講じられていれば防ぐことができた事故が相次いでいることから、バリアフリー化に向けた更なる対応が求められている。
 よって、国においては、高齢者や障がい者が安心して鉄道を利用できる環境を整備するため、鉄道事業者が実施するエレベーターやエスカレーター等による段差の解消やホームドア設置等に対する施策を充実するなど、鉄道駅のバリアフリー化に向けた取組を一層推進するよう強く要望する。
 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

議員別の賛否の状況

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