発議案第4号 障害者自立支援法案の見直しを求める意見書
議決日:平成17年7月4日
議決結果:原案可決
意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣
障害者自立支援法案の見直しを求める意見書
障害者自立支援法案の審議に当たっては、障害者の懸念の声に真に耳を傾け、地域生活の実態を踏まえた上で、丁寧な審議を行い、同法に障害者が地域で生活する権利や差別禁止事項を明記するとともに、同法が真に障害者の地域生活確立のために役立つ法となるよう強く要望する。
理由
障害当事者をはじめ、多くの県民は、第162回通常国会において審議されている障害者自立支援法に多大なる関心を寄せている。この法案には、障害当事者がこれまで粘り強い取り組みの中で獲得してきた地域生活を保障し一層前進させる内容が必ずしも盛り込まれていないからである。
よって、国においては、この法案の審議に当たって、障害者の懸念の声に真に耳を傾け、地域生活の実態を踏まえた上で、丁寧な審議を行い、同法に障害者が地域で生活する権利や差別禁止事項を明記するとともに、同法が真に障害者の地域生活確立のために役立つ法となるよう強く要望する。
上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。