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「いわて教育の日」制定について請願

1 「いわて教育の日」制定について請願

受理番号
1
受理年月日
平成15年6月25日
付託委員会
商工文教委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
平成15年6月定例会 継続審査
議決結果
採択
議決年月日
平成15年10月3日
措置
送付
備考

内容

受理番号:1
 「いわて教育の日」制定について請願

 近年急激な社会経済情勢の変化に伴い、全国的に、青少年を含む凶悪犯罪を初め、児童の虐待・殺傷・誘拐等の痛ましい事件発生が相次ぎ、さらに学校においても、いじめ・不登校や学級崩壊、校内暴力等に加え、教職員による不祥事等までみている。
 本県においては、これまで教育立県を目指し、昭和40年以来全県的に推進してきた教育振興運動により、それほど深刻な状況にはないとみられるが、少ないとはいいながら忌まわしい事件等が散見され、それが増大の方向をたどるのではないかと憂慮に耐えないところである。
 これは子どもを取り巻く大人社会の人心の荒廃がもたらすものであり、これからの県民生活、わけても本県教育に強い危機感を覚えざるを得ない。
 この重大な状況を根底から改善するには、まず先駆的な本県の教育振興運動を、広く県民全体に波及浸透させ、県民各位に改めてこの運動の意義と教育の重要性への再認識を求め、今日の荒廃した人心を望ましい方向に導く社会教育の充実により、全県的に教育尊重の気運を高めることこそ喫緊の課題と痛感している。
 この基本理念を基に、県内の教育、経済、福祉関係諸団体と相諮り、「いわて教育の日」制定推進協議会を結成し討議を重ねてきたが、広く県民の間に教育の基本理念の形成がなされるよう県民一人一人が、健全な自律的人間であるか否かを反省し、自覚するとともに、家族・仲間・地域の人々と、大人社会の在り方や子どもの教育の在り方を考える話し合い、夢を語り合うことを県民挙って行うことが極めて重要であると考え、その機会となる「いわて教育の日」制定の必要を痛感、提唱する次第である。
 ついては、21世紀新時代の本県教育の重要性にかんがみ、「いわて教育の日」を、岩手県条例として速やかに制定するよう、ここに強く請願する。

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