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TPP(環太平洋連携協定)交渉参加の撤回を求める請願

68 TPP(環太平洋連携協定)交渉参加の撤回を求める請願

受理番号
68
受理年月日
平成25年3月19日
付託委員会
農林水産委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
議決結果
意見書を発議し、関係機関に要望することとして採択
議決年月日
平成25年3月26日
措置
送付
備考

内容

受理番号:68
 TPP(環太平洋連携協定)交渉参加の撤回を求める請願

(請願趣旨)
 平成25年3月15日、安倍首相がTPP交渉参加を正式に表明した。
 これまで我々TPP等と食料・農林水産業・地域経済を考える岩手県民会議は、一貫して交渉参加反対を強く訴えてきたところであるが、十分な情報開示や国民的議論が全くなされない中、また、政府の考える聖域や国益とは一体何なのかも判然としないまま交渉参加を表明したことは、あまりにも拙速な判断であり強い憤りを禁じ得ない。
 県は、TPPによる本県農林水産業への影響について、生産額マイナス1,682億円(減少率55%)、地域経済波及の影響と併せマイナス2,410億円と試算している。
 TPPは、このように農林水産業へ大きな打撃を与えるだけでなく、国民の命と健康を守る医療制度や食の安全・安心の基準等についても改悪を余儀なくされ、さらには外国企業が国を訴えるISD条項が導入される危険性もあり、まさに我が国のかたちを一変させる重大な問題をはらんでいる。
 今、我が国がなすべき最大の優先課題は、東日本大震災からの復旧・復興と原発事故の早期終息であり、その足かせにしかならないTPP交渉参加は断じて容認するわけにはいかない。
 ついては、TPP交渉参加の撤回に向け、安倍首相並びに政府に対し意見書を提出するよう請願する。

(請願事項)
 TPPは、我が国のかたちを一変させる重大な問題をはらんでいるばかりでなく、東日本大震災からの復旧・復興と原発事故の早期終息の足かせにしかならないことから、安倍首相並びに政府は、TPP交渉参加を撤回すること。

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