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米価安定対策に関する請願

130 米価安定対策に関する請願

受理番号
130
受理年月日
平成26年10月3日
付託委員会
農林水産委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
議決結果
意見書を発議し、関係機関に要望することとして採択
議決年月日
平成26年10月10日
措置
送付
備考

内容

受理番号:130
 米価安定対策に関する請願

(請願趣旨)
 JAいわてグループでは、米政策等の見直しに対応し、生産数量目標に即した生産や、水田フル活用による水田活用米穀の取組を推進し、米の需給調整に積極的に取り組んできた。
 しかしながら、平成25年産米の持ち越し在庫の発生や米の消費減退等により、主食用米は需給緩和が続いており、出来秋以降の米の販売環境は極めて深刻で、平成26年産米の米価下落が危惧される状況にあり、平成26年産米概算金も大幅に引き下げざるを得ない状況となっている。
 こうした深刻な状況は、本県農業及び稲作農家の経営に甚大な影響を及ぼすとともに、今後、農地中間管理事業に係る農用地集積の促進や集落営農組織の法人化等、新たな農業・農村政策の取組にも大きな影響を及ぼすものと考えられる。
 以上から、将来にわたって安定的な稲作経営を展望できるよう、次の事項について国に意見書を提出するよう請願する。

(請願事項)
1 米の需給と価格の安定を図るためには、市場に委ねるだけでは需給ギャップが生じることから、政府備蓄米の柔軟な買入れ・売渡しの仕組み等の措置により、豊凶作等による米の需給変動を補正する仕組みを構築するとともに、平成26年産米の出来秋に向けて、政府主導による過剰米の主食用市場からの隔離など、緊急対策を講じること。
2 米価の下落と低迷が懸念される中、生産調整に取り組む全ての稲作農家が、将来にわたって安定的な稲作経営を展望でき、経営の安定化により創意工夫を生かした経営を展開できるよう、米価変動に対応し得るセーフティネットを早期に構築すること。

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