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家畜診療に関する獣医師偏在の解消及び獣医療過疎地域における獣医療提供体制の整備に関する請願

33 家畜診療に関する獣医師偏在の解消及び獣医療過疎地域における獣医療提供体制の整備に関する請願

受理番号
33
受理年月日
令和2年12月1日
付託委員会
農林水産委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
議決結果
採択
議決年月日
令和2年12月8日
措置
送付
備考

内容

受理番号:33
 家畜診療に関する獣医師偏在の解消及び獣医療過疎地域における獣医療提供体制の整備に関する請願

(請願趣旨)
 令和2年5月に国から公表された獣医療を提供する体制の整備を図るための基本方針に基づき策定される、岩手県の獣医療を提供する体制の整備を図るための計画において、家畜診療に関する獣医師偏在の解消及び獣医療過疎地域における獣医療提供体制の整備について盛り込むとともに、その早期実現に関して強く請願する。

(請願理由)
 農業共済組合では、国の政策保険の一つである家畜共済の制度が改正となり、保険の掛金に家畜診療所の運営費を上乗せできなくなった。
 このことにより、家畜診療所が独立採算制となり、県内の9箇所の全ての家畜診療所の経営が悪化しており、とりわけ上閉伊、下閉伊、気仙地区の家畜診療所が大幅な赤字となっている現状である。同地区の畜産農家は数が少ないことから、開業獣医師がいない地域が広範囲に及んでおり、さらには開業獣医師のいる地域においても、その高齢化が進んでいる。
 当組合では、今まで経営的に不採算地域の獣医療においても地域畜産振興等を重視する観点から、運営の維持に努めてきたが、収入の構造が激変したことから、今後は、全県域での家畜診療所運営について統廃合によって縮小することを検討せざるを得ない状況にある。

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