19 耐震改修工事助成制度の創設を求める請願
平成19年12月6日
県土整備委員会
議決日:平成20年3月25日
議決結果:採択
送付
1 耐震改修工事への助成制度をつくり、岩手県耐震改修促進計画の推進を図ること。
2 建築技術者の耐震診断・耐震改修技術の向上を図る取り組みを強め、地元中小業者の仕事おこしにつながるようにしてほしい。
(理由)
宮城県沖地震が近い将来高い確率で発生することが予想されており、県では地震による建築物の倒壊等の被害から県民の生命、身体及び財産を保護するために、岩手県耐震改修促進計画のもと努力されていることに感謝する。
しかし、耐震診断の目標一つとってみても実績は目標にほど遠い状況で推移しており、倒壊の危険があると診断されても、経済的な事情なども大きく左右し改修に着手できずにいるというのが県民の声である。
宮城県の隣県として、宮城県沖地震の発生確率が10年以内60%程度、30年以内99%という長期評価のなか、大地震がいつどこで発生してもおかしくない状況という認識は同じと考える。計画的な耐震化推進施策の中に中小業者の仕事の確保の願いも加えていただき、耐震改修工事について県として助成されるよう請願する。