53 岩手県の医療費助成制度について更なる拡充を求める請願
平成29年10月2日
環境福祉委員会
議決日:平成29年10月10日
議決結果:採択
送付
(請願要旨)
岩手県では子どもの医療費助成制度を独自に拡充する自治体が増え、県の助成に上乗せして中学生卒業までの子どもと高校卒業までの子どもへ助成を実施している市町村が県内の3分の2を超えている。私たちは、岩手県が医療費助成制度を県民世論に応えて拡充させてきたことを評価するとともに、県が早期に小学校卒業までの通院分まで拡充させ、さらに中学校卒業までの子どもの医療費助成制度実現のために取り組むことを求めてきた。
当会で行ったアンケートにもあるように数多くの県民は、中学校卒業までの通院を含めたいち早い助成の拡充及び一部自己負担金を廃止して現物給付方式とすることを求めている。このことは子育て支援の点でも重要な柱になると考える。
以上の点から、県におかれては、岩手県の子どもの健康増進及び傷病の早期発見、早期治療による重症化防止のため、次の項目について早期に実現されるよう請願する。
(請願事項)
1 国の制度として、中学卒業までの医療費窓口負担無料制度を創設するよう国へ意見書を提出すること。
2 来年度から、小学校卒業までの外来診療を含めた子どもの医療費助成について、現物給付方式として実現すること。