23 3月11日を岩手県民の日「大切な人を想う日」にすることについての請願
令和2年9月29日
総務委員会
議決日:令和2年10月27日
議決結果:採択
送付
(請願趣旨)
第1期復興・創生期間が終了となる2021年3月末を過ぎても本県の復興への歩みは続いていく。また、心の復興は被災者一人一人、それぞれである。
津波や台風などの自然災害、あるいは感染症はいつ、どこで、誰にでも起こり得る。2011年3月11日に私たち岩手県民は、明日が来ることは当たり前ではないことを知った。3月11日を、被災者や復興に深く関わる人だけではなく、全ての岩手県民に関係する「県民の日」とすることで、記憶の風化防止につなげ、また、震災を体験していない世代へ教訓を語り継いでいき、災害等により失う必要のない命を失ってしまうことを防いでいくきっかけとすることが必要である。また、この日は震災で突然に大切な人を失った県民にとっては、いつまでも変わらない想いを伝え、追悼する大切な一日でもある。
よって、東日本大震災津波から10年を迎えるに当たり、3月11日を全ての人に関係する日にすることで風化を防ぎ、あの日の悲しみと教訓を永遠に語り継いでいくことを目指し、県の条例により、3月11日を岩手県民の日「大切な人を想う日」にするよう請願する。
(請願事項)
岩手県条例により、3月11日を岩手県民の日「大切な人を想う日」にすること。