30 岩手県の医療費助成制度について更なる拡充を求める請願
令和2年12月1日
環境福祉委員会
議決日:令和2年12月8日
議決結果:意見書を発議し、関係機関に要望することとして採択
送付
(請願趣旨)
県において、子ども医療費助成について中学校卒業まで現物給付の対象を拡大したことに感謝する。
この間、県内では子どもの医療費助成を県の制度に独自に上乗せして拡充する自治体が増え、県内25の市町村で所得制限なし、18市町村で中学卒業まで受給者負担なしを実現している。更に高校まで助成拡充した自治体も24自治体になっている。
県が医療費助成制度を県民世論に応えて拡充させてきたことを評価するとともに、更に県が早期に子どもの医療費窓口負担無料制度実現のために取り組むことを求める。この7月から8月に当会で行ったアンケートでは、数多くの県民が、窓口負担の無料化と所得制限の撤廃を求めている。このことは子育て支援でも重要な柱になると考える。
以上の点から、子どもの健康増進及び傷病の早期発見、早期治療による重症化防止のため、次の項目について早期に実現するよう請願する。
(請願事項)
1 国の制度として中学卒業までの医療費窓口負担無料制度を創設するよう、国へ意見書を提出すること。
2 子どもの医療費助成制度について、所得制限の撤廃と窓口負担無料を実現すること。