90 岩手県の医療費助成制度について更なる拡充を求める請願
令和4年12月1日
環境福祉委員会
議決日：令和4年12月1日
議決結果：意見書を発議し、関係機関に要望することとして採択
送付
（請願要旨）
県において、子ども医療費助成について中学校卒業まで現物給付の対象を拡大したことに感謝する。
この間、岩手県内では子どもの医療費助成を県の制度に独自に上乗せして拡充する自治体が増え、26市町村で所得制限なし、19市町村で高校卒業まで受給者負担なしを実現している。さらに高校生まで助成を拡充した自治体も30市町村となり、2023年度内に33市町村全てで高校生までの医療費助成を拡充することが決定する見込みである。
県が医療費助成制度を県民世論に応えて拡充させてきたことを評価するとともに、更に県が早期に子どもの医療費窓口負担無料制度の実現に取り組むことを求める。数多くの県民は、窓口負担の無料化と所得制限の撤廃を求めている。このことは子育て支援でも重要な柱になると考える。
以上の点から、子どもの健康増進及び病気の早期発見、早期治療による重症化防止のため、次の項目について早期に実現するよう請願する。
（請願項目）
1 国の制度として高校卒業までの子どもの医療費窓口負担を無料にするよう、 国へ意見書を提出すること。
2 18歳までの子ども医療費助成の現物給付化を早期に実現すること。
