63 県立伊保内高等学校の募集定員の堅持を求める請願
平成17年8月30日
商工文教委員会
議決日:平成17年10月3日
議決結果:採択
送付
県立伊保内高等学校の平成18年度入学者募集の学級減を行わないことを求める。
(理由)
岩手県教育委員会は、8月3日、岩手県議会商工文教委員会で、県立高等学校新整備計画に伴う平成18年度の学級・学科改編等を公表した。
それによると、1学年2学級の小規模校のうち、伊保内、浄法寺、大迫及び胆沢の4校は、平成18年度の募集から1学級減することとなっている。
この内容は、7月19日公表の県立高等学校新整備計画(後期計画)によるものであるが、これは、計画策定後の一定期間入学動向を踏まえて決定されるべきものであり、平成17年度入学者数の実績に基づき後期計画を推進するのは拙速であり、容認できないものである。
県立伊保内高校存続は、地域住民の悲願であり、関係機関で組織する県立伊保内高等学校教育振興会では、生徒確保や特色ある学校づくりについて強力に取り組んでいる。
当初計画どおり平成19年度までの成果を見極める期間が必要であることから、平成18年度からの入学者募集の学級減は行うべきでないと考える。
ついては、県立伊保内高等学校の入学募集定員80人を堅持していただきたく請願する。