64 県立浄法寺高等学校の学級減に関する請願
平成17年8月30日
商工文教委員会
議決日:平成17年10月3日
議決結果:採択
送付
県立浄法寺高等学校の平成18年度入学者募集の学級減を行わないことを求める。
(理由)
岩手県教育委員会は、8月3日、岩手県議会商工文教委員会で、県立高等学校新整備計画(後期計画)に伴う平成18年度の学級・学科改編等を公表した。
それによると、1学年2学級の小規模校のうち、伊保内高校、浄法寺高校、大迫高校、胆沢高校の4校は、平成18年度の募集から1学級減することとしている。
この内容は、7月19日公表の県立高等学校新整備計画(後期計画)によるものであるが、これは、計画策定後の一定期間入学動向を踏まえて決定されるべきものであり、平成17年度入学者数の実績に基づき後期計画を推進するのは拙速であり、到底容認できるものではない。
浄法寺高校は、昭和50年4月に独立以来、今年で30周年を迎え、新たな飛躍を期しスタートしている。
入学者の多くは浄法寺町、安代町の子弟であり、地域の担い手としての定着が多く、地域の学校として両町の支援を受けて、小さくてもキラリと光る学校をめざして頑張っている。
浄法寺高校の存続は、両町地域住民の悲願であり、これまでも浄法寺高等学校教育振興会や県立浄法寺高等学校存続対策協議会に結集し、地域事情に考慮した県民すべてが公平な教育が受けられる教育環境の整備について、署名活動、要望陳情を重ねながら、強く要望してきたところである。
今後とも、特色ある学校づくりへの支援や、生徒確保について最大限の努力をして参りたいと考えているので、平成18年度からの入学者募集の学級減は行わないよう請願する。