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請願・陳情

詳細情報

議案名

1 岩手県立大船渡病院の充実を求める請願

受理年月日

平成19年6月20日

付託委員会

環境福祉委員会

本会議議決結果

議決日:平成19年7月4日
議決結果:採択

措置

送付

内容

1 県立大船渡病院は、循環器科の医師を確保し、救急センターの充実と外来診療、入院体制の充実を図ること。
2 神経内科、呼吸器科、皮膚科、耳鼻咽喉科の常勤医師を配置すること。

(理由)
 岩手県医療局は、県立大船渡病院を気仙地域の基幹病院として、大船渡病院に医師を集約し、高田病院、住田病院に医師を派遣して地域医療の充実を計画してきた。しかし、皮膚科、耳鼻咽喉科、呼吸器科、神経内科の常勤医師が不在となり、4月からは循環器科の常勤医師が3名から1名に減り、非常勤医師の週5日の外来応援診療はあるものの、開業医への紹介や再来患者の診察日を制限するなど、診療体制は大幅に縮小された。このため、循環器系の疾患で来院した三次救急の患者は大船渡病院での入院加療ができず、初期治療を行ったあと他病院へ搬送されている。
 県立大船渡病院の平成17年度の救急センター受診状況によると、循環器科の患者は1年間で1,142名、そのうち救急搬送が285名となっている。一刻一秒を争う患者にとって、他病院への搬送は救命率が大きく下がる。
 気仙地域の基幹病院として、県立大船渡病院に診療体制を充実させ、地域住民の命と健康を守ることを願い、請願する。

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