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平成18年度岩手県一般会計歳入歳出決算

認定第4号 平成18年度岩手県一般会計歳入歳出決算

議案番号
認定第4号
提出日
平成19年10月5日
継続審査状況
議決年月日
平成19年10月24日
議決結果
意見を付し原案認定
本会議採決状況
備考

備考

●一般会計歳入歳出決算附帯意見
認定第4号 平成18年度岩手県一般会計歳入歳出決算
 平成18年度における本県財政は、国と地方に関する三位一体の改革の影響により地方譲与税が増加した一方で、国庫支出金が大幅に減少したことから、政策評価結果等に基づく選択と集中により、施策の重点化、効率化を図ったものの、依然として非常に厳しい運営を迫られたものとなった。
 当年度末の普通会計における県債現在高は1兆4,439億円余と前年度末に比べ97億円余減少したものの依然として多額であり、経常収支比率及び公債費比率は前年度を上回る高い水準にあるなど、本県財政の硬直化は一層進行している。
 また、今後も多額の財源不足が見込まれる中、岩手競馬再生推進基金の造成等に伴い県の主要3基金の残高が大幅に減少するなど、本県の行財政を取り巻く環境は、極めて危機的な状況にある。
 今後の行財政運営に当たっては、地方税財政制度の改革を国に強く働きかけるとともに、年々増加傾向にある収入未済額の解消を図るなど歳入確保に全力を傾け、また、中期の財政見通しのもと、新たな行財政改革プログラムを早期に策定し、全ての事務事業をゼロベースから見直すなど不断に行財政改革の取り組みを進める必要がある。
 併せて、安定した行財政基盤を確立するため、プライマリーバランスの均衡を基本としながら中長期的に県債残高の縮小に努めるとともに、顕在化する県政の諸課題の解決、特にも岩手県競馬組合の経営健全化に全力で取り組み、県民福祉の維持・向上に一層努める必要がある。
 平成20年度予算編成に当たっては、以上のことを踏まえ、適切に取り組まれたい。

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