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平成18年度岩手県立病院等事業会計決算

認定第1号 平成18年度岩手県立病院等事業会計決算

議案番号
認定第1号
提出日
平成19年9月27日
継続審査状況
議決年月日
平成19年10月24日
議決結果
意見を付し原案認定
本会議採決状況
備考

備考

●企業会計決算附帯意見
認定第1号 平成18年度岩手県立病院等事業会計決算
 医療を取り巻く環境が一層厳しさを増す状況にありながらも、医療の近代化、高度化を積極的に推進し、公的病院及び地域医療の中核医療機関として、その使命を果たしてきた努力は評価するところである。
 平成18年度の経営収支は、診療報酬の改定、医師の不足による診療体制の弱体化等に伴う入院・外来患者数の減少などにより、経営の根幹である医業収益が減少したことにより、事務部門等の職員数の見直し、院外処方せんの発行促進等、費用削減の努力を行ったが、9億円余の純損失が生じ、当年度末の累積欠損金は127億円余となっている。
 また、今後も医療費の抑制に加え、患者数の減少等により収益の増加が見込まれない状況下においても、医療需要等に対応した施設の整備等による諸経費の増加が見込まれるなど今後とも厳しい経営環境に置かれることが予測される。
 今後の経営に当たっては、引き続き国に対し、財政措置の強化や医師等人材の確保・育成支援などを積極的に要請するほか、医師確保対策を一層強化するとともに、医療資源の有効活用や職員一丸となった県立病院改革への取り組みを進め、安定した経営基盤の確立と、良質で効率的な医療提供体制の構築を図り、もって県民に信頼される医療サービスの充実、向上に努められたい。

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