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議員提出議案の詳細情報

発議案第5号 灯油の適正価格の実現と安定供給に関する意見書

番号
発議案第5号
議決年月日
平成22年12月8日
議決結果
原案可決

内容

意見書提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、公正取引委員会委員長

 灯油の適正価格の実現と安定供給に関する意見書

 国民の暮らしを守るため、円高差益の還元を含め、灯油の適正価格の実現と安定供給に向けた対策を早急に行うよう、特段の措置を講じられたい。

理由
 現在、原油は1バレル75〜87ドルの高値で推移している一方で、円相場は15年半ぶりの高値となっており、CIF価格(保険料と運賃を上乗せした価格)は昨年と同等かむしろ下がっている。
 CIF価格が下落基調にあって、円高差益の還元がなく、また、ガソリン、軽油、灯油の中で灯油の仕切り価格が最も高い状況にあることは、冬季の灯油の需要期を迎え、積雪寒冷の厳しい気候条件にある本県県民の暮らしを圧迫するものである。
 よって、国においては、円高差益の還元を含め、灯油の適正価格の実現と安定供給に向け、次の対策を早急に講じるよう、強く要望する。

1 円高差益を速やかに仕切り価格に反映するよう、石油元売会社への監視を強化するとともに、その状況に応じて適切な措置をとること。特に、北国の必需品である灯油が、他油種より高い状況は是正させること。
2 在庫削減等、量をてこにした出荷規制や石油製品の便乗値上げが行われないよう石油元売会社への監視を強化すること。
3 原油高騰の原因となる投機マネーの規制をすること。

 上記のとおり地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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