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岩手県での緩和ケア等の医療の充実と施設整備の促進を求める請願

35 岩手県での緩和ケア等の医療の充実と施設整備の促進を求める請願

受理番号
35
受理年月日
平成16年10月1日
付託委員会
環境福祉委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
議決結果
採択
議決年月日
平成16年10月8日
措置
送付
備考

内容

受理番号:35
 岩手県での緩和ケア等の医療の充実と施設整備の促進を求める請願

(要旨)
1 患者・地域住民の様々なニーズに応えられるよう、県内の緩和ケア医療の充実を図り体制を整えること。
2 県立病院が中心となり、がん医療・看護の充実に努めるとともに、患者・地域住民・医療関係者に向けて、がんの予防方法・診療方法等の情報発信を積極的に行うこと。
3 緩和ケア施設の整備を促進するよう努力すること。

(理由)
 緩和ケアとは、病気の症状が進行した患者さんの痛みや苦痛、不安等を和らげることを第一の目的とするものである。
 岩手県の人口動態統計の概況によれば、平成15年にがん(悪性新生物)で亡くなった方は3,829人、全体の28.2%にものぼる。
 しかし、現在、岩手県にはホスピス等の緩和ケア専門施設がない。全国にホスピスがない県は岩手を含め、山梨、奈良、島根の4県だけとなっている。
 私たちは自分や最愛の人ががんに罹患したとき、納得がいく治療を受けることを望む。そのうえで、不幸にも人生最後の時を迎えなければならなくなった場合、本人の希望にそった自分らしい生き方を選択できる、心の通った医療がこの岩手の地で行われることを望んでいる。
 県立磐井病院には緩和ケア施設の建設が予定されており、大変喜ばしいことと考える。同時に、県内9医療圏のどこに暮らしていても希望する医療を受けられる体制を早急に整えていただき、一人でも多くの方が苦しみから解放されるよう要望する。

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