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労働者派遣法改悪に反対し、正規雇用を増やすことを求める請願

155 労働者派遣法改悪に反対し、正規雇用を増やすことを求める請願

受理番号
155
受理年月日
平成27年7月1日
付託委員会
商工文教委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
議決結果
意見書を発議し、関係機関に要望することとして採択
議決年月日
平成27年7月8日
措置
送付
備考

内容

受理番号:155
 労働者派遣法改悪に反対し、正規雇用を増やすことを求める請願

(請願趣旨)
 現在の労働者派遣法は、正社員を派遣社員に置き換えてはならず、派遣労働は臨時的・一時的業務に限るという原則があり、このため派遣業務の26業種以外は、同じ業務の利用期間を原則1年、最長3年と制限している。
 この期間を超えてなお存続する業務は、臨時的・一時的なものではなく恒常的な業務と言えるため、現行法では、通算3年を過ぎたら派遣社員に直接雇用を申し込むよう派遣先企業に義務付けている。
 しかし、今回の改悪によって、3年を上限とする期間制限を超えて派遣社員を利用する方法を新たに設けることになる。派遣先企業が労働組合の意見を聞けば3年を超えて延長することができることになり、しかも、意見を聞くだけで同意を得る必要はない。また、人を替えれば同じ部署で派遣を使い続けられるようになる。
 まさに、この改悪案は、派遣を常用代替にしてはいけないという原則を投げ捨て、派遣社員の正社員への道を閉ざし、さらには、正社員を派遣社員に置き換えることも可能にするものである。最も低賃金で、不安定な雇用形態である派遣を一生強いるものであり、絶対に許すことはできない。
 派遣だけに限らず、非正規雇用は不安定な雇用であり、正規雇用が当たり前の社会の実現を望む。
 以上のことから、以下の項目について請願する。

(請願項目)
1 国が進める労働者派遣法改悪に反対する意見書を提出すること。
2 非正規雇用の正規雇用化を促進するよう、県として対策を講じること。

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