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福祉灯油の継続を求める請願

26 福祉灯油の継続を求める請願

受理番号
26
受理年月日
平成28年11月4日
付託委員会
環境福祉委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
議決結果
採択
議決年月日
平成28年11月11日
措置
送付
備考

内容

受理番号:26
 福祉灯油の継続を求める請願

(請願趣旨)
 岩手で暮らす私たちにとって、灯油はなくてはならない生活必需品であり、家計負担も高額である。平均的な家庭(一冬1,000リットル使用)の灯油負担額は、2015年冬期は6万4千円、2014年冬期は9万円を超える状況であった。
 原油は、2014年秋から生産過剰や需要の低迷を背景に下落し始め、現在は1バーレル当たり50ドル前後となっている。それに伴い配達灯油の小売価格は、県の石油製品の2016年9月期調査結果によると、1リットル当たり61円となり、最近で最も高かった2013年冬の6割程度の状況である。
 灯油価格は相対的に下がっているものの、私たちの暮らしは物価上昇や税、社会保障負担増などで厳しさを増している。実質賃金は2010年を100とした場合、2015年は94.8まで下がっている。これは、年収400万円程度の家庭で年間20万円も目減りしたことになる。このような苦しい生活の中で、1缶で1,100円、一冬で6万円以上にもなる灯油代は重荷となる。
 岩手県は5年連続で沿岸被災地を対象に福祉灯油への支援を実施してきており、被災地に寄り添う温かな支援は、被災地を励ましている。被災地は確実に復興に向かっているものの、生活再建や経済面で大きな負担を抱えており、その上に台風第10号の被害も受けたことから、きめ細かな支援がまだまだ必要である。
 よって、沿岸市町村の福祉灯油実施が継続されるよう、以下の施策をお願いしたい。

(請願項目)
1 県として、今年度も「被災地での福祉灯油」への支援を継続すること。

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