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安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める請願

88 安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める請願

受理番号
88
受理年月日
令和4年12月1日
付託委員会
環境福祉委員会
委員会付託日
審査結果
委員会審査日
継続審査状況
議決結果
別記のとおり
議決年月日
令和4年12月8日
措置
送付
備考
【意見書を発議し、関係機関に要望することとして採択】
2 医療や介護現場における夜勤交替制労働に関わる労働環境を抜本的に改善すること。
(1) 労働時間の上限規制や勤務間インターバルの確保、夜勤回数の制限など、労働環境改善のための規制を設け、実効性を確保するための財政的支援を行うこと。
(2) 夜勤交替制労働者の1週間当たりの労働時間を短縮すること。
(3) 介護施設や有床診療所などで行われている一人夜勤体制をなくし、複数夜勤体制とすること。
3 新たな感染症や災害対策に備えるため、公立・公的病院の医療提供体制の拡充・強化、保健所の増設など公衆衛生体制を拡充すること。
4 医療費窓口負担、介護保険サービス利用者負担を軽減すること。

【不採択】
1 安全・安心の医療・介護を実現するため、医師・看護師・介護職員などの配置基準を抜本的に見直し、大幅に増員すること。

内容

受理番号:88
 安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める請願

(請願要旨)
  新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、入院が必要にもかかわらず入院できない医療崩壊や介護を受けたくても受けられない介護崩壊が現実となった。これは、感染対策の遅れはもちろんのこと、そもそも他の先進諸国と比べても圧倒的に少ない医師、看護師、介護職員及び保健師の不足が根本的な原因である。人手不足が長年続いている状況を解消するためには、ケア労働者の処遇改善はもちろんのこと、16時間を連続で働く過酷な長時間夜勤や、極端に短い勤務と勤務の間隔を解消することなど、労働時間規制を含めた実効ある対策は、猶予できない喫緊の課題である。
  毎年のように発生している自然災害時の対応や新たな感染症に備えるためにも、平常時から必要な人員体制の確保を国の責任で行い、対策の中心となる公立・公的病院や保健所の拡充など機能強化を強く求める。そして国民誰もが安心して医療・介護を利用できるよう、保険料や一部負担金の負担軽減も必要である。
  以上の趣旨から、安全・安心の医療・介護の実現のために、次の事項について、地方自治法第99条に基づき国に対する意見書を提出するよう請願する。

(請願項目)
1 安全・安心の医療・介護を実現するため、医師・看護師・介護職員などの配置基準を抜本的に見直し、大幅に増員すること。
2 医療や介護現場における夜勤交替制労働に関わる労働環境を抜本的に改善すること。
(1) 労働時間の上限規制や勤務間インターバルの確保、夜勤回数の制限など、労働環境改善のための規制を設け、実効性を確保するための財政的支援を行うこと。
(2) 夜勤交替制労働者の1週間当たりの労働時間を短縮すること。
(3) 介護施設や有床診療所などで行われている一人夜勤体制をなくし、複数夜勤体制とすること。
3 新たな感染症や災害対策に備えるため、公立・公的病院の医療提供体制の拡充・強化、保健所の増設など公衆衛生体制を拡充すること。
4 医療費窓口負担、介護保険サービス利用者負担を軽減すること。

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